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  • 執筆者の写真koyama

経済か?命か?・・・お勧め本:センス・オブ・ワンダー

更新日:2020年9月13日

この週末、実家の大分に帰ってます!入院中の父に会うのに、8月は「帰省後2週間潜伏して体調に変化が無ければガラス越しに会える」という状態でしたが、世の中が少し落ち着いてきたのもあってか「帰省後すぐにガラス越しに会える」に変化しました。しかし、母がいる介護施設では「帰省後1週間潜伏して体調に変化が無ければ会える」という条件ゆえ、今回は父のみ。コロナ前も2年ほど毎月4日前後、父母のことをなんやかやすることがあり帰省していたのですが、コロナで随分動きづらくなりました。

そんな中でも「帰ってきてよかった」と思うことが都度出てきます。ひとりで帰省すると夜の時間はかなり自由でもあり、NHKオンデマンドを見始めたのですが・・・その中の番組の一つに。こちらがあります。

こころの時代~宗教・人生~「センス・オブ・ワンダーと生きて」

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2020109002SA000/

アメリカの海洋学者のレイチェル・カーソンさんの書作「センス・オブ・ワンダー」を翻訳された、上遠恵子さんがお話。カーソンの繊細な感性に心をつかまれ、その翻訳と研究をライフワークとされ、91歳になる今も、現役でご活躍されていらっしゃる方。

センス・オブ・ワンダー

www.amazon.co.jp/dp/4105197029

レイチェル・、カーソンさんは化学薬品による環境汚染にいち早く警告を鳴らした方。「沈黙の春」が有名ですが、彼女の遺作として、友人たちによって出版された本。アメリカの美しい海岸や森を、彼女が姪の息子と散策しながら、美と神秘に包まれた自然の美しさを感じ、いかに私たちを癒してくれるのかを静かに語りかける。そこにはすべての子供が持っている「神秘さや不思議に目を見張る感性(センス・オブ・ワンダー)」をいつまでも失わないで欲しいという願いが託されています。

子供が幼い時にこの本達に出会い、「そうだ、大事にしなくてはいけないものはこれだ!」と思っていました。その頃も、「経済か?命か?」と問おうたように思います。その時には「(息子の)命だ!」と思い、タイミングもあり、仕事を辞めました。その感覚を思い出しました。

そういえば、父も土いじりが好きでした。現役(公務員人生)の時も週末になると畑仕事、引退してからは毎日。それができなくなって5年ほど。「自然の美しさ」をどうやったら見せることができるのだろう?と考えた帰省でもありました。

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