創業者に読んでいただきたい本はたくさんあるんですが、特に読んでいただきたい本。私も折々でこの本を読み返します。
成功する人たちの起業術 はじめの一歩を踏み出そう
アップルパイを焼くのが得意で、パイの専門店をオープンした女性起業家サラが主人公。「好きを仕事に」した彼女のお店は、たくさんのお客様に指示され、非常に忙しくなります。その後、彼女はパイを焼くことが嫌になる。彼女がお店の経営に悩むなかで、経営コンサルタント（＝著者）と出会い、議論を広げ、次第にスモールビジネスの経営ノウハウを身につけるという会話形式をとっています。
時と共に、環境変化と共に、創業者の想いの変化はあって当然だと思います。が、“好き”で好きで仕方なかったものが“嫌い”になる・・・この変化はやはり寂しいもの。
たくさんのお客様に支持されるということは共感して下さる方がたくさんいらっしゃるということ。想いの強さが人生においてずっと維持はできなかったとしても、その方々の共感の想いを更に上長させる、自分の意思をついてくれる人を探していく等々。事業を起こす熱意があれば、広めていく熱意に転換させていただきたい！・・・そんなことを思っています。