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  • 執筆者の写真koyama

部下を育てる

部下を育てることが出来る上司とはどのような上司でしょうか。


認めてくれる上司を、部下は育ててくれる上司と好意的に受け取ります。人は認められないと成長できません。


部下を認められないというのは単に部下をよく見ていない証拠です。部下をじっくり観察してみてください。身だしなみがきちんとしている、といった些細なことでも構いません。何か褒められるところがきっとあります。

じっくり観察してみると、今、その部下は何が出来て何が出来ないのかも見えるようになります。すると、ある時今まで出来なかったことが出来るようになったことに気が付きます。出来るようになったことに気が付いたら褒める。そういったことが部下のモチベーションアップに繋がり成長に繋がります。


上司と部下の「評価の不一致」があると逆に部下の不満を招きます。自分は出来ていると思っていることを上司に出来ていないと評価されると、部下は自分が正しく評価されていないと感じてしまいます。これを防ぐためには「~をした」と言える状態はどのようなプロセスが必要なのか、そのプロセスを全てクリアして初めて「出来た」という状態になるという期待値調整をしておくことが大切です。評価基準を明確にすると、どのプロセスでつまずいて出来ないのか、出来ない理由を具体的に確認することが出来ます。その確認内容に基づいて、具体的なアクションごとにアドバイスを与え解決に導くことが、上司が果たすべき役割です。出来ていない事実よりもなぜ出来ないかを解明してみましょう。

小さなステップを提示し、それを達成したら褒める。次の小さなステップを提示し、それを達成したら褒める・・・この繰り返しの中から大きな成長が感じられる領域にいくことができます。


このように、部下を褒めることが出来る上司は部下を育てることが出来る上司となれるのではないでしょうか。




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