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  • 執筆者の写真koyama

歴史に学んでみよう!

新型コロナは組織に「遠心力と求心力」を生み出しました。


「遠心力」とは、物理的に働く場がみなで一緒に働く職場ではなくリモートで疎結合し密接な関係からゆるやかな結合へと変化した力。同じ空間にいた時よりも他の人の仕事のプロセスが見えづらく結果主義になりつつあるでしょう。


もう一つの重要な力である「求心力」とは「困難な時期だからこそ助け合おう、皆で協力して乗り越えよう」という日本に根付いた意識の力です。


日本には100年以上続く企業が3万社以上もあり、世界でも類を見ない数の長寿企業が存在します。これらの会社は大正時代以前に創業し、昭和、平成、令和・・・さまざまな困難、例えば戦争、自然災害、経済危機、すべてを乗り越えてきました。存続した鍵は、どの危機に対しても前述の「求心力」が勝った結果だと考えます。


今回の危機は誰も経験したことがないものだとする考えが多数を占めていますが、100年前に流行したスペイン風邪は、日本人の4割が感染。3度の波があり、2年半にわたって続いたといいます。


先の見えない今は、次の新しい日常のための準備をする時ではないでしょうか。


仕事ができなくなったと嘆くことなかれ。「求心力」を信じて、今だからこそやれることが

たくさんあるはずです。

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