26年間、つかず離れず中小企業さんとお付き合いをさせていただいた人生です。そして、私も中小企業の経営者です。なかなか手の回らないことが多いのもよく分っています。
なので、例えば「1年間、研修をしてほしい」というご要望の会社さんにも、お付き合いをさせていただく中で、お話をしていると労務のことが出てくることがあり、労務に関しても「こうした方がいいですよ」という話をしてきました。
私は(労基署の)監督官でもないし、職業柄そう発言してはいけないのかもしれませんが、
経営者と従業員の暗黙の了解があり、双方が幸せであれば、「法律は守らないとダメじゃないですか!」は言いたくないのです(経営者も従業員もあまりいい表情をしていない所や、流れている空気がいいものではない所には異を唱えたくなります)。
が、本当の幸せは「法律を守った上の次のステージにある」と思うのも事実。
「こうしたほうがいいですよ」とお伝えすると、
「えっ、知らんかった」
「よく分からないからうちのルールでやっている」
という2社さんがあります。
どちらにも、
「(これを機に)変えよう」という決断をする会社さんと
「このままでいいんじゃない」
という2社さんがあります。
さて、この事態に雇用が危ぶまれ、雇用助成金を検討されている企業さま。備えていない会
社さんは振り返っていろいろと準備をしないと申請ができません。備えている会社さんはすぐに手続きができます。振り返るのは非常に時間と手間がかかる。やはり不測の事態に常に準備しなくてはいけないのだと思います。(今回はその上に行く非常事態だと思うのですが。)
雇用助成金の申請はしなくても、今は急いで融資をされようとしている会社さんも多くい
らっしゃいます。そのような会社さん含めて、少し落ち着いたら、是非、働く環境を見直してみましょう!お手伝いいたします。
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