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執筆者の写真koyama

会議を活気ある場に

社内で行われている会議が「ダメな人を叩く会議=社員のモチベーションを下げてしまう会議」になってしまっていませんか。誰のせいで失敗したのかを追求することに時間を費やしてしまっていませんか。


今までは「叱咤激励されて頑張る」というやり方が通用していましたが、今はそのやり方では通用しないということがお分かりの方も多いと思います。では、通用するものは何なのか。


目に見える数字、例えば売上高の数字だけを見て誰かが吊るし上げられるような会議には参加したいと思えませんよね。萎縮してしまって職場の雰囲気が悪くなり士気も下がってしまいます。


会議を、結果を出した人がなぜ結果を出せたのかを分析し、そのやり方をみんながまねして繰り返せるように可視化、言語化する場として利用する。結果が出たやり方「成功の法則」を導き出し共有することで、組織全体としての成長を目指すための前向きな会議とすることができます。長年のルールにとらわれることなく、新しい発見、発明をする視点をもつことで新しいことを吸い上げる仕組みづくりは大切です。


その場合「結果」も目に見える数字だけではなく今までとはちょっと違った視点、例えば売上高だけ見ていたのであれば顧客1人当たりの購入額を見るようにすると、今まで評価されにくかったが実は「結果」を出していた社員が正しく評価されるようになります。

そして、その社員が会議で発信者となり、会議の参加者が発信者にお礼を伝えることで誰かの役に立ったという実感を得て、自信を与えられます。社員のモチベーションになり、働く喜びを感じられます。人は働く喜びを感じられる「ワクワクする職場」で働きたいものです。


結果を出せていない人も、こんな発言をしたらリーダーからにらまれる、他のメンバーにバカにされるといった不安を持たず、本来の自分を安心してさらけ出し、それが受け入れられる場の雰囲気の中でこのやり取りができると翌日からのやる気に結びつくと思います。


つまり、会議を活気ある場に変えることで、社員のやる気を促し成長させ、組織全体の成長にもつなげていくことが出来るのではないでしょうか。


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