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執筆者の写真koyama

テレワーク下のコミュニケーションを考える


もう3週間のテレワーク期間の延長。そのような働き方のお悩みもよくお聞きします。


・部下の仕事のプロセスが見えない(ので困っている。どうしたらいいか?)

・必要以上に細かく指示を出してしまう(出したくないけど・・・)

 

さてどうしたものでしょうか?

 

ご自身や部下の方の性格や1対1の関係性だけではなく、あなたの組織・チームがどのような段階にあるかを意識することも必要でしょう。


組織の成長には4つの段階があるといわれており、組織・チームの成熟度によって、上司と部下の関係性や接し方を変える必要があります。


第一段階は、上司が個人ごとに命令して意のままに動かす君臨型。細かく教え込んたり、進捗を都度確認したりする必要があります。

第二段階は上司がいくつかのグループの代表に指示を出し、メンバーに伝えていく指導型。第三段階は上司が方向性を伝えて、上司と部下が一緒に考えていく段階へ進んでいきます。

最後は上司が上に立つのではなく、寄り添い、支える役割に徹し、部下個人の自主性とチーム全体の自立を促すサーバント型。


どの段階の組織・チームかにより、平素からコミュニケーションの取り方が違います。4つのどの段階に属していたか考えてみましょう。第四段階が理想と思われる方も多いと思いますが、上記2つのようなお悩みがあるのであれば、以前から第一段階にあったのでしょう。そこにテレワーク環境下、物理的に離れていることもあり不安が募っている状態(不安なのは上司だけで、部下は楽しくやっているという組織もあった)。


今日、明日から取り組めることとしては、部下に実現できる半歩先の目標を設定。それをいつ確認するか話し合ってみるところから始めてはいかがでしょうか。


緊急事態宣言が解除され、以前の働き方に戻る可能性もあるが、良い面を活かして、新しい働き方を推進していっていただきたいです。

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